「NTTデータ 年収」と検索すると、どのサイトにも 923万円 という数字が並びます。有価証券報告書に書かれている公式の数字なので、間違いではありません。
ただ、この923万円が 誰の年収なのか まで書いているサイトは、ほとんどありません。
結論から書きます。923万円は、NTTデータグループ約19万8,000人のうち、1,592人の平均年収です。 割合にすると0.8%。残り99.2%の年収は、この数字に一切入っていません。
さらに言うと、2023年3月期まで同じ欄に載っていた人数は 12,714人 でした。1年で11,012人が消えています。人員削減ではありません。
そしてもうひとつ。この923万円は、今後更新されません。 理由は記事の中で説明します。
一方で、NTTデータが公式に示している年収の数字は、別のところにあります。経験採用の応募要項に書かれた「想定年収550万円〜1,750万円」 です。転職を考えている人にとっては、923万円よりこちらのほうが実用的です。
この記事では、有価証券報告書の数字を3期並べて923万円の正体を明らかにしたうえで、転職先としてNTTデータを見るときに実際に参考にすべき数字はどれなのか を整理します。
平均年収923万円は、グループ社員の0.8%の数字
まず、公表されている数字をそのまま並べます。NTTデータグループ株式会社の有価証券報告書に記載された「従業員の状況」の推移です。
決算期 | 平均年間給与 | 提出会社の従業員数 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 連結従業員数 |
|---|---|---|---|---|---|
2023年3月期 | 867万円 | 12,714名 | 39.0歳 | 14.5年 | 195,106名 |
2024年3月期 | 906万円 | 1,702名 | 39.9歳 | 14.6年 | 193,513名 |
2025年3月期 | 923万円 | 1,592名 | 39.7歳 | 14.1年 | 197,777名 |
注目してほしいのは、平均年間給与の欄と従業員数の欄が、同じ行に並んでいる という点です。
有価証券報告書の「従業員の状況」では、平均年間給与は 提出会社(単体)の従業員 について記載されます。連結全体の平均ではありません。これは開示のルールがそうなっているだけで、NTTデータが何かを隠しているという話ではありません。
ただ、読む側が誤解しやすい構造になっています。
2025年3月期の数字で計算すると、こうなります。
1,592名 ÷ 197,777名 = 0.80%923万円は、グループ社員の0.8%にあたる1,592人の平均年収です。
2023年と2024年で、母集団が入れ替わっている
表をもう一度見てください。提出会社の従業員数が、12,714名から1,702名へ、1年で 11,012名減っています。
一方、連結従業員数は195,106名から193,513名へ、1,593名の減少にとどまっています。グループ全体から1万1,000人がいなくなったわけではありません。
同じ時期に起きたのが、持株会社体制への移行 です。2023年7月、NTTデータは商号を「株式会社NTTデータグループ」に変更し、国内事業を新会社「株式会社NTTデータ」へ承継しました。
それまで提出会社に所属していた国内事業部門の社員が、新しい事業会社へ移った。有価証券報告書の「提出会社の従業員」欄に残ったのは、持株会社に残った人たちだけ ということになります。
ここから、重要な帰結が出てきます。
867万円 → 906万円 → 923万円という推移は、同じ人たちの給料が上がった記録ではありません。
867万円は12,714人の平均で、923万円は1,592人の平均です。比べている集団が違います。 2023年と2024年の間で、母集団の87%が入れ替わっているからです。
「NTTデータの年収は年々上がっている」と書いている記事を見かけますが、この3つの数字だけを根拠にそう言うことはできません。実際に昇給があったかどうかは、この表からは分かりません。
持株会社に残った1,592人とは誰か
有価証券報告書は、その内訳までは公表していません。確実に言えるのは、グループ全体の経営機能を担う会社の社員である ということだけです。
一般に持株会社へ配置されるのは、経営企画、財務、人事、法務、グループ戦略、海外事業統括といった本社機能の部門です。平均年齢39.7歳、平均勤続年数14.1年という数字も、新卒で入って長く在籍している層が中心であることを示しています。
新卒でNTTデータに入る人や、中途でシステム開発の現場に入る人が、この1,592人に含まれる可能性は高くありません。 採用の大半は事業会社側だからです。
つまり、転職先としてNTTデータを検討している人にとって、923万円は自分の年収の参考値になりにくい数字 ということになります。
923万円は、もう更新されない数字になった
さらに事情があります。
NTTは2025年5月8日、NTTデータグループを完全子会社化するためのTOB(株式公開買付け)を公表しました。買付価格は1株4,000円、公表前営業日の終値に対して約33.7%のプレミアムが乗った水準です。TOBは2025年6月19日に成立し、その後の株式併合を経て、NTTデータグループは2025年9月26日に上場廃止となりました。
上場企業でなくなった以上、有価証券報告書の提出義務もなくなります。
つまり923万円(2025年3月期)は、NTTデータグループが開示した最後の平均年収です。 今後、同じ形式で数字が更新されることはありません。
いま検索結果に並んでいる923万円は、
グループの0.8%にあたる1,592人の数字であり、
今後は更新されない過去の数字である
という二重の限定がついた数字だということになります。
他社の「平均年収」と並べてはいけない理由
「NTTデータ 923万円、NEC 963万円、日立 961万円」といった比較表をよく見かけます。
この並べ方には問題があります。各社で、平均年収が示している母集団の大きさがまったく違うからです。
2025年3月期の有価証券報告書ベースで、同じ条件で並べ直すとこうなります。
企業 | 平均年間給与 | 提出会社の従業員数 | 連結従業員数 | 連結に占める割合 |
|---|---|---|---|---|
NTTデータグループ | 923万円 | 1,592名 | 197,777名 | 0.8% |
日立製作所 | 961万円 | 25,892名 | 282,743名 | 9.2% |
日本電気(NEC) | 963万円 | 22,271名 | 104,194名 | 21.4% |
富士通 | 929万円 | 34,850名 | 112,743名 | 30.9% |
NTTデータだけ、桁がひとつ違います。
富士通の929万円は、連結の約3割にあたる34,850人の平均です。完璧な代表値ではないにせよ、「富士通で働く人の給与水準」を考えるうえで、ある程度は機能します。
NTTデータの923万円は、1,592人の平均です。同じように扱うことはできません。
4社の数字がどれも920〜960万円台に収まっているため、表にすると「だいたい同じ水準」に見えてしまいます。しかし、NTTデータの行だけは、他の3行と意味が違います。
比較表を見るときは、金額の隣に必ず人数を置く。これだけで、読み方が変わります。
事業会社「株式会社NTTデータ」の年収は公表されていない
ここまでで、「では事業会社のほうの数字を見ればいい」と思われたかもしれません。
それができません。
国内事業を承継した株式会社NTTデータは、上場していません。有価証券報告書の提出義務がないため、平均年間給与も従業員数も、同じ形式では公表されていないのが現状です。
整理するとこうなります。
知りたいこと | 公開データで分かるか |
|---|---|
持株会社(NTTデータグループ)の平均年収 | 分かる(923万円・2025年3月期が最終) |
事業会社(株式会社NTTデータ)の平均年収 | 公表されていない |
新卒の初任給 | 分かる(採用サイトで公表) |
中途採用の想定年収レンジ | 分かる(経験採用ページで公表) |
役職別・年代別の年収 | 公式には公表されていない |
グループ全体の平均年収 | 公表されていない |
平均年収は公表されていなくても、採用側が示している金額は2つあります。 新卒の初任給と、中途採用の想定年収レンジです。転職を考えている人にとっては、この2つのほうが923万円より実用的です。順に見ていきます。
なお、検索すると年代別・役職別の詳細な表を載せた記事がたくさん出てきます。それらの多くは、社員の口コミ投稿を集計したサイトの数字を引用したものです。
口コミデータが無価値だという話ではありません。ただ、投稿者が偏る(不満のある人ほど書く、特定の職種に偏るなど)という性質があり、有価証券報告書や採用サイトの数字とは精度が違う ということは、押さえておく必要があります。
この記事では、公表されている数字と推定値を混ぜないように分けて書いていきます。
公表されている確かな数字は、初任給
事業会社の年収のうち、公式に金額が公表されている唯一の項目が初任給 です。
株式会社NTTデータの新卒採用サイトには、2026年4月の初任給予定額として次の金額が掲載されています。
区分 | 月額(初任給予定額) |
|---|---|
グレード5 | 322,540円 |
修士了 | 312,000円 |
学士卒 | 300,000円 |
高専卒 | 282,000円 |
ここに賞与(年2回・6月と12月)、諸手当、時間外手当が加わります。賞与の支給月数は公表されていないため、初任給から年収を正確に逆算することはできません。
月額だけを12か月分に直すと、学士卒で360万円、修士了で374.4万円です。実際の初年度年収は、これに賞与と手当が乗った金額になります。
「グレード5」は、募集要項で修士了より上の区分として設けられている枠です。どのような要件でこの区分になるかは公表されていません。
なお、勤務時間は標準8:30〜17:00(休憩60分)のフレックスタイム制で、コアタイムは10:00〜12:00と13:00〜15:00。一部には裁量労働制(みなし勤務時間7時間30分)も導入されています。
裁量労働制が適用される職種では、時間外手当の考え方が変わります。 年収を見積もるときは、ここも効いてきます。
中途採用では、550万〜1,750万円と公式に示されている
初任給のほかに、もうひとつ公式に金額が出ている場所があります。経験採用(中途採用)の応募要項 です。
NTTデータの経験採用ページには、想定年収として次の記載があります。
【想定年収】550万円~1,750万円
詳細は面接時に案内する、という但し書きがついています。
同じページに書かれている条件も整理しておきます。
項目 | 記載内容 |
|---|---|
想定年収 | 550万円〜1,750万円 |
昇給 | 年1回(正社員) |
賞与 | 年2回(正社員) |
諸手当 | 住宅、子育て・介護 ほか |
勤務時間 | 9:30〜18:00(職種によりフレックスタイム制・裁量労働制) |
その他 | 交通費全額支給、財形貯蓄、共済・各種貸付制度 |
幅が1,200万円あります。 これは「人によってバラバラ」という意味ではありません。入社時にどの等級で評価されるかで、年収がこの範囲のどこに置かれるかが決まる ということです。
平均年収という一点の数字より、この幅のほうが転職を考える人には実用的です。自分がこのレンジのどこに入るのかを確かめるのが、年収を知る最短ルートになります。
応募要項に書かれている、もうひとつの重要な一文
この経験採用ページには、見落とされやすい記載があります。
勤務会社が、NTTデータグループ株式会社、株式会社NTTデータ、NTT DATA, Inc. のいずれかである という趣旨の説明です。どの会社になるかは、各求人票で確認する必要があるとされています。
ここまで読んできた流れで考えると、意味がはっきりします。
NTTデータグループ株式会社に入るなら、平均年収923万円が公表されていた会社です(ただし2025年3月期が最終開示)
株式会社NTTデータに入るなら、平均年収が公表されていない会社です
NTT DATA, Inc. は米国法人です
つまり応募する側も、「NTTデータに入る」と一括りにはできません。 求人票に書かれた勤務会社がどれなのかで、自分が入る会社は変わります。
年収を調べるとき、まず確認すべきはこの一点です。平均年収の数字を探すより先に、その求人の勤務会社はどこなのか を見てください。
年代別・役職別の年収をどう見るべきか
ここから先は、公式に公表されている数字がありません。
転職サイトや口コミサイトが公開している集計値では、NTTデータの年代別年収はおおむね次のレンジで語られることが多くなっています。いずれも投稿ベースの集計であり、会社が公表した数字ではない という前提で見てください。
年代 | よく示されるレンジ |
|---|---|
20代 | 450〜650万円 |
30代 | 650〜900万円 |
40代 | 850〜1,100万円 |
50代 | 900〜1,200万円 |
役職で見ると、一般社員から主任、課長代理、課長、部長へと上がるにつれて金額が切り上がる構造です。多くの日系大手と同じく、課長級に上がるタイミングで大きく段差がつく と語られます。
ここで注意したい点が2つあります。
1つ目は、NTTデータという名前で集計されている投稿に、グループ会社の社員が混ざっている可能性があることです。 NTTデータグループには国内外に多数のグループ会社があり、給与体系は同一ではありません。「NTTデータ」で検索して出てくる口コミが、どの会社の社員によるものかは、見分けがつかないことが多くあります。
2つ目は、時間外手当の比重です。 日系大手SIerでは、若手〜中堅の年収のうち時間外手当が占める割合が小さくありません。プロジェクトの繁閑で年収が上下するため、同じ等級でも個人差が出ます。
そして、管理職になると時間外手当がつかなくなります。 課長級に昇格した直後は、基本給の上昇分と時間外手当の消失分が相殺されて、年収がほとんど変わらない、あるいは一時的に下がるケースがあると語られるのはこのためです。
課長級以上のポジションは、公開求人として出てくることがほとんどありません。同じ水準の職位が社外でどんな条件で動いているかは、外資系・グローバル企業のハイクラス求人で確認できます(現在の年収700万円以上が対象)。
NTTデータの年収が頭打ちになる構造
年収の「上がり方」を考えるとき、金額そのものより 何によって決まるか のほうが重要です。
日系大手SIerの給与体系には、共通する特徴があります。
等級が年次とゆるやかに連動している。 完全な年功序列ではないにせよ、入社から何年目かという要素が等級の前提になっています。極端に早く上がることも、極端に遅れることも起きにくい設計です。
等級の幅が広い。 ひとつの等級に数年とどまるのが標準で、その間の年収レンジも限定されています。成果を出しても、等級が変わらなければ年収は大きく動きません。
管理職ポストの数が上限になる。 課長・部長といったポストの数は組織の形で決まっているため、上がりたい人全員が上がれるわけではありません。
この3つが重なると、30代後半あたりで年収の伸びが鈍る という現象が起きます。実力が足りないからではなく、構造としてそうなっています。
SIerはやめとけと言われる理由が語られるとき、待遇の低さが挙げられることは実はあまりありません。日系大手SIerの給与水準は、日本企業全体で見れば高い部類です。語られる不満の多くは、上がり方の予測可能性が高すぎること に向いています。
一方で、これを安定と捉える見方も成立します。どちらが良いかは、本人が何を優先するかの問題です。
NTTデータからコンサルへ移ると、年収はどう変わるか
NTTデータをはじめとする大手SIerから、コンサルティングファームへ移る人は少なくありません。年収の決まり方が、根本的に違うからです。
コンサルティングファームの給与体系は、等級と年収がほぼ一対一で対応します。 同じ等級なら、年次や年齢にかかわらず年収レンジは同じです。そして等級が上がれば、年収は段階的に切り上がります。
アクセンチュアの年収やベイカレントの平均年収を見ると、この構造がはっきり分かります。年齢ではなく、等級で決まっています。
ITコンサルタントの年収の水準は、SIerの同年代より上に出ることが多いものの、必ず上がるわけではありません。 入社時にどの等級で評価されるかで、初年度の年収は大きく変わります。
元アクセンチュア社員のコメント
在籍中、中途入社の方を受け入れる側に回ることが何度かありました。大手SIer出身の方は、プロジェクトの進め方や顧客との折衝に慣れていて、入ってすぐ戦力になる方が多かったです。
ただ、入社時の等級は「前職で何年働いたか」ではなく「どの等級の仕事ができるか」で決まります。前職で10年の経験があっても、ファーム側が見るのは、その経験がどの等級の業務に対応するかです。ここの読み違いで、提示年収に納得できず話が止まるケースは実際にありました。
逆に、自分の経験がどの等級に当たるかを事前に把握していた方は、交渉がスムーズでした。ファームごとに等級の呼び方も基準も違うので、受ける前に整理しておく価値はあると思います。
(山口翔太:2017年にアクセンチュアへ新卒入社。業界横断でデジタル変革を支援する部門でアナリストからマネージャーまでの4年間を過ごし、2021年に退職)
ITコンサルへの転職や未経験からコンサルへの転職を考えるときに、年収だけで判断すると読み違えます。同じ「ITコンサル」でも、ファームの種類によって等級の設計も年収レンジも違います。 コンサルファーム徹底比較で、戦略・総合・IT・Big4それぞれの違いを整理しています。
自分の経歴がどの等級・どの年収レンジに当たるかは、実際に出ているポジションを見るのが早いです。提示条件つきのハイクラス求人を確認する(現在の年収700万円以上が対象)。
よくある質問
NTTデータの平均年収923万円は本当ですか
有価証券報告書に記載された数字という意味では、本当です。ただしこれは2025年3月期のNTTデータグループ株式会社(持株会社)の提出会社従業員1,592名の平均であり、連結197,777名の0.8%にあたります。グループ全体の平均ではありません。
事業会社の株式会社NTTデータの平均年収はいくらですか
公表されていません。株式会社NTTデータは上場しておらず、有価証券報告書の提出義務がないためです。検索すると出てくる年代別・役職別の表は、口コミ投稿の集計値であり、会社が公表した数字ではありません。
NTTデータの初任給はいくらですか
新卒採用サイトに掲載されている2026年4月の初任給予定額は、学士卒300,000円、修士了312,000円、高専卒282,000円、グレード5が322,540円です。これに賞与(年2回)と諸手当、時間外手当が加わります。
NTTデータの中途採用の年収はいくらですか
経験採用の応募要項には、想定年収550万円〜1,750万円と記載されています。昇給は年1回、賞与は年2回。幅が広いのは、入社時に評価される等級によって置かれる位置が変わるためです。実際の金額は面接時に案内されるとされています。
NTTデータの年収は今後も公表されますか
NTTデータグループは2025年9月26日に上場廃止となり、NTTの完全子会社になりました。有価証券報告書の提出義務がなくなるため、923万円(2025年3月期)が同じ形式での最後の開示 になります。
NTTデータとコンサルファーム、年収はどちらが高いですか
年代と等級によって逆転します。コンサルティングファームは等級と年収が連動するため、早く上がれば20代後半で大手SIerの40代水準に届くこともあります。一方、等級が上がらなければ伸びません。平均値どうしの比較には、あまり意味がありません。
まとめ
NTTデータの年収を調べるときに押さえておきたい点を整理します。
1. 923万円は、グループ19万8,000人のうち1,592人の数字です。 割合にして0.8%。持株会社の社員の平均であり、事業会社で働く大多数の年収ではありません。
2. 867万円→906万円→923万円という推移は、昇給の記録ではありません。 2023年の持株会社移行で母集団の87%が入れ替わっています。違う集団どうしを並べた数字です。
3. 他社の平均年収と単純に並べられません。 日立は連結の9.2%、NECは21.4%、富士通は30.9%が母集団です。NTTデータだけ0.8%で、桁が違います。
4. 923万円は今後更新されません。 2025年9月26日の上場廃止により、これが同じ形式での最後の開示になりました。
5. 事業会社の平均年収は公表されていません。 公式に金額が分かるのは、新卒の初任給と、中途採用の想定年収550万〜1,750万円の2つだけです。年代別・役職別の数字は、すべて口コミ投稿の集計値です。
6. 求人票の「勤務会社」を必ず確認してください。 経験採用の応募要項には、勤務会社がNTTデータグループ株式会社・株式会社NTTデータ・NTT DATA, Inc.のいずれかになると書かれています。どれに入るかで、参照すべき数字が変わります。
そのうえで、転職先としてNTTデータを見るのであれば、平均年収の数字より、550万〜1,750万円というレンジのどこに自分が置かれるか を確認するほうが実用的です。等級と、次の等級に上がるまでの年数。見るべきはここです。
コンサルティングファームを並行して検討する場合は、アクセンチュアの年収やITコンサルタントの年収と、等級の構造ごと比べてみてください。金額だけを比べると、上がり方の違いを見落とします。
出典
株式会社NTTデータグループ 有価証券報告書「従業員の状況」(2023年3月期・2024年3月期・2025年3月期)
株式会社日立製作所・日本電気株式会社・富士通株式会社 各有価証券報告書「従業員の状況」(2025年3月期)
株式会社NTTデータ 新卒採用サイト 募集要項(2026年4月初任給予定額)
NTTデータ 経験採用情報「ご応募にあたって」(想定年収・勤務条件)
日本電信電話株式会社によるNTTデータグループ株式会社に対する公開買付け関連の公表資料(2025年5月8日公表、2025年6月19日成立、2025年9月26日上場廃止)
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